提出できない読書感想文

20代女子の読書レビュー

【就職活動】『何者』朝井 リョウ

こんにちは。

 

戦後最年少の直木賞受賞作を紹介します。

 

佐藤健さんら豪華メンバーによって

映画化もされています。

 

 

<今回紹介する本>

 

『何者』 

 

   朝井 リョウ 著

 

 

 

<こんな人に特にオススメ!>

 

・就活生や今後就活を経験する方

 

・衝撃のラストを味わいたい方

 

 

<あらすじ>

 

想像力が足りない人ほど、他人に想像力を求める。

 

就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。

光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから――。

 

瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、

理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。

 

だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、

彼らの関係を次第に変えて……。

(Amazonより一部引用)

 

 

 

<感想>

 

衝撃の事実を知らされたとき、驚きました。

「え? おいおい、まじか」という

ジワジワ来るタイプの驚きです。

 

 

大学生たちの就職活動を描いていることもあり、

懐かしさを感じ、当時を思い出し、

共感しながら読める方も多いのではないかと思います。

 

現在、就活中の方にも、

息抜きとして読んでもらいたいです。

 

大変なのは自分だけではないと、

少し気持ちが楽になるかもしれないです。

 

 

Audible版では、

音声で作品を楽しむことができます。

 

30日間の無料体験も実施中です。

何者 Audible版

 

 

 

みなさんもぜひ読んで、聴いてみてください。

 

 

 

最後まで読んでくださり、

ありがとうございました。

 

 

<今回紹介した本>

【母と娘のミステリー】『母性』 湊 かなえ

こんにちは。

 

前回のブログでも紹介した、

湊かなえさんの作品を紹介したいと思います。

 

戸田恵梨香さん、永野芽郁さんらによって

映画化もされています。

 

 

<今回紹介する本>

 

 

『母性』 湊 かなえ 著

 



<注目ポイント>

 

・なぜ、愛するのか

 

・なぜ、愛されたいの

 

 

<あらすじ>

 

事故か、自殺か、殺人か――。

 

女子高生が自宅の中庭で倒れているのが発見された。

母親は言葉を詰まらせる。

「愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて」。

 

……遡ること11年前の台風の日、彼女たちを包んだ幸福は、

突如奪い去られていた。

 

母の手記と娘の回想が交錯し、浮かび上がる真相。

これは事故か、それとも――。

 

圧倒的に新しい、「母と娘」を巡る物語(ミステリー)。

(Amazonより一部引用)

 

 

 

<感想>

 

心地よく読めないのにもかかわらず、

なぜか、どんどんページをめくり、読み進めました。

 

母親とは、愛とは、家族とは、母性とは、と

多くのことを考えさせられました。

 

読み手によって感想が大きく異なるのではないかと思います。

わたしは娘が気の毒に思えました。

 

 

Audible版では、

映画化された本作で、ルミ子を演じた、

女優の戸田恵梨香さんの声で、作品を堪能することができます。

 

30日間の無料体験も実施中です。

母性 Audible版

 

 

みなさんもぜひ読んで、聴いてみてください。

 

 

 

最後まで読んでくださり、

ありがとうございました。

 

 

<今回紹介した本>

【まさか!の展開】『リバース』湊 かなえ

こんにちは。

 

今回は、「イヤミスの女王」と称される湊かなえさんの

作品を紹介します。

 

2017年にドラマ化もされている作品です。

 

 

<今回紹介する本>

 

『リバース』 

 

 湊 かなえ 著

 

 

<こんな人におすすめ>

 

・まさか!な展開を味わいたい人

 

・ミステリ―作品を読みたい人

 

 

<あらすじ>

 

深瀬和久は平凡なサラリーマン。

唯一の趣味は、美味しいコーヒーを淹れることだ。

そんな深瀬が自宅以外でリラックスできる場所といえば、

自宅近所にあるクローバーコーヒーだった。

 

ある日、深瀬はそこで、越智美穂子という女性と出会う。

その後何度か店で会ううちに、付き合うようになる。

 

淡々とした日々が急に華やぎはじめ、未来のことも考え始めた矢先、

美穂子にある告発文が届く。

そこには「深瀬和久は人殺しだ」と書かれていた――。

 

何のことかと詰め寄る美穂子。

深瀬には、人には隠していたある”闇”があった。

それをついに明かさねばならない時が来てしまったのかと、

深瀬は懊悩する。

(Amazonより一部引用)

 

 

<感想>

 

面白かった!

まさか!うわっ!という感じでした。

 

ラスト1ページの衝撃、、、

リバース、というタイトルにも納得です。

 

 

Audible版では、

ドラマ化された本作で、主人公の深瀬和久を演じた、

俳優の藤原竜也さんの声で、作品を堪能することができます。

 

30日間の無料体験も実施中です。

リバース Audible版

 

 

みなさんもぜひ読んで、聴いてみてください。

 

 

 

最後まで読んでくださり、

ありがとうございました。

 

 

<今回紹介した本>

 

【間取り図ミステリー】『変な家』 雨穴

こんにちは。

 

3月15日から公開されている映画の

原作を紹介します。

 

この家、何かが、変、ですよね?

 

<今回紹介する本>

 

『変な家』   

 

 雨穴(うけつ) 著

 

 

<注目ポイント>

 

・さくさく読み進められるが、高い満足感を得られる

 

・新感覚ミステリーホラー

 

 

<あらすじ>

 

知人が購入を検討している都内の中古一軒家。

開放的で明るい内装の、ごくありふれた物件に思えたが、

 

間取り図に「謎の空間」が存在していた。

 

知り合いの設計士にその間取り図を見せると、この家は、

そこかしこに「奇妙な違和感」が存在すると言う。

 

不可解な間取りの真相とは⁉

 

突如消えた元住人は一体何者⁉

(Amazonより一部引用)

 

 

<感想>

 

会話形式ということもあり、

サクサクと読むことができますが、

しっかり恐怖とミステリー要素を味わうことができました。

 

 

簡単に言うと、

Amazon の本の売れ筋ランキング

ミステリー・サスペンス・ハードボイルド部門で

ベストセラー1位を獲得している(単行本)だけあるな、

という感じです。

 

 

登場人物が多めなので、

1人ずつ整理しながら読み進めることを

おすすめします。

 

 

また、Audible版もあり、

音声で世界観に没入することができます。

 

30日間無料体験も簡単にできるので

ぜひ下記のリンクから!

変な家 Audible版

 

 

みなさんもぜひ読んで、聴いてみてください。

 

 

 

最後まで読んでくださり、

ありがとうございました。

 

 

<今回紹介した本>

【読書レビュー】『イニシエーション・ラブ』乾 くるみ

こんにちは。

 

印象に残る、衝撃的な小説を紹介します。

 

映画化もされた、

乾 くるみさんの作品です。

 

 

<今回紹介する本>

 

イニシエーション・ラブ』 

 

 乾 くるみ著

 

 

<注目ポイント>

 

・もう一度読み返したくなる結末

 

・バブル期の様子を感じることができる

 

 

 

<あらすじ>

 

僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。

やがて僕らは恋に落ちて……。

 

バブルにわく1980年代後半の世相や流行を背景に、

甘美でときにほろ苦い青春のひとときを

瑞々しい筆致で描いた青春小説ーーーと思いきや、

 

最後から2行目(絶対先に読まないで!)で、

本書は全く違った物語に変貌する。

(Amazonより一部引用)

 

 

<感想>

 

騙されちゃいました。

 

読み終わった後に、そういえば、、って

読んでるときに感じたちょっとした違和感を

回収していくのも楽しかったです。

 

読んでいる最中の楽しさ、

読み終わった瞬間の衝撃、

読み終わり、作品の解釈を深める時、

 

色々な時間や感情を楽しむことができる作品

なのではないかと思います。

 

結末を知った上で2回目を楽しみたい、

けれど時間がないという方には、

Amazon Audibleがおすすめです。

 

忙しい日々でも「聴く読書」で

本の持つ魅力を堪能できます。

 

30日間無料体験も簡単にできるので

ぜひ下記のリンクから!

イニシエーション・ラブ Audible版

 

 

また、作中の時代を感じられる各章のタイトルにも注目です。

 

 

 

みなさんもぜひ読んで、聴いてみてください。

 

 

 

最後まで読んでくださり、

ありがとうございました。

 

 

<今回紹介した本>

【現在公開中】『マッチング』内田 英治

こんにちは。

 

 

2月23日から公開されている映画の

原作を紹介します。

 

 

<今回紹介する本>

 

『マッチング』 

 

 内田 英治 著

 

 
 

<特にこんな人におススメ!>

 

・ゾクゾク感を味わいたい人

 

マッチングアプリを利用したことがある人

 

 

<あらすじ>

 

ウェディングプランナーの仕事が充実している一方、

恋愛に奥手な輪花は、同僚に勧められ、

渋々マッチングアプリに登録。

 

この日を境に生活は一変する。

 

マッチングした吐夢と待ち合わせると、

現れたのはプロフィールとは別人のように暗い男。

恐怖を感じた輪花は、マッチングアプリ運営会社の

プログラマー影山に助けを求めることに。

 

同じ頃、”アプリ婚”した夫婦が惨殺される悲惨な事件が連続して発生。

 

輪花を取り巻く人物たちの”本当の顔”が次々に明かされ、

事件の魔の手が輪花に迫るのだった。

 

誰が味方で、誰が敵なのか――。

 

出会いに隠された恐怖を描く新感覚サスペンス・スリラー!

(Amazonより一部引用)

 

 

<感想>

 

さらっと読めるが、しっかり恐怖を味わうことができました。

 

次々と行われる伏線回収は鮮やかでした。

 

意外な点も多く、飽きることなく読め、楽しむことができました。

(楽しいという表現でいいのか、、?)

 

 

出会いの機会として浸透しているマッチングアプリ

良い面も多いが、

恐怖も潜んでいることを忘れてはいけないな、と思いました。

 

 

 

みなさんもぜひ読んでみてください。

 

 

 

最後まで読んでくださり、

ありがとうございました。

 

 

<今回紹介した本>

【忘れられない本】『レインツリーの国』有川 浩

こんにちは。

 

今回は、ふとした瞬間に今でも思い出す、

”忘れられない本”を紹介します。

 

2015年に映画化もされています。

 

 

<今回紹介する本>

 

レインツリーの国』 

 

 有川 浩 著

 

 

<注目ポイント>

 

・2人の真っ直ぐな想い

 

・”忘れられない本”から始まる恋愛物語

 

 

 

<あらすじ>

 

きっかけは「忘れられない本」。

 

そこから始まったメールの交換。

 

共通の趣味を持つ2人が接近するのに、

それほどの時間はかからなかった。

 

まして、ネット内時間は流れが速い。

 

 

僕は、あっという間に、

どうしても彼女に会いたいと

思うようになっていた。

 

だが、彼女はどうしても会えないと言う。

 

かたくなに会うのを拒む彼女には、そう主張せざるを得ない、

ある理由があった―――。

(Amazonより一部引用)

 

 

<感想>

 

幸せな気持ちになれる作品でもあり、

考えさせられる作品でもありました。

 

主人公の伸がヒロインのひとみを想う気持ちや、

2人の真っ直ぐな気持ちに、心を打たれました。

 

 

自分にとって当たり前なこと、便利なものも

他の人にとっては当たり前ではなかったり、

不便性を感じていたり。

 

全く同じ考え方や立場ではないからこそ、

関わるのが難しかったり、時に投げ出したくなったり。

 

そんな中でも、

相手のことを思いやる気持ちだけは持ち続ける、

このことだけは忘れたくないと思います。

 

自分のことを想ってくれる人を、

より大切にしたいと感じました。

 

 

 

みなさんもぜひ読んでみてください。

 

 

 

最後まで読んでくださり、

ありがとうございました。

 

 

<今回紹介した本>