こんにちは。
今回は、書店の目立つところに陳列されていたことで、
購入することに決めた小説を紹介します。
2月9日に映画化され、
ベルリン国際映画祭にも出品されたみたいです。
<今回紹介する本>
『夜明けのすべて』
瀬尾まいこ 著
<注目ポイント>
・「自分にできることは少なくとも、相手のことは助けられるかもしれない」と
いう考え方
・職場の人の関係性、雰囲気
<あらすじ>
知ってる?
夜明け前の直前が、一番暗いって。
「今の自分にできることなど何もないと思っていたけど、可能なことは1つある」
やる気がないように見える、転職してきたばかりの山添君に当たってしまう。
山添君は、パニック障害になり、生きがいも気力も失っていた。
互いに友情も恋も感じていないけれど、おせっかいな者同士の2人は、
自分の病気は治せなくても、
相手を助けることはできるのではないかと思うようになるー。
人生は思っていたより厳しいけれど、救いだってそこら中にある。
生きるのが、少し楽になる、心に優しい物語。
(Amazonより一部引用)
<感想>
やさしく、ほわっと温かい気持ちになれる作品でした。
大きなオチがあるわけではありませんが、
美紗と山添君の進歩や成長を感じることができます。
続きが気になって仕方がない、というよりも、
早く本を開いて、あの温もりを感じたい、と
思いながら読み進めることのできる一冊です。
男女の友情は成立しないと思う派でしたが、
2人のような関係性もあるのだと、
知ることができました。
みなさんもぜひ読んでみてください。
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。
<今回紹介した本>