提出できない読書感想文

20代女子の読書レビュー

【男女の友情は成立する?】『夜明けのすべて』瀬尾まいこ

こんにちは。

 

今回は、書店の目立つところに陳列されていたことで、

購入することに決めた小説を紹介します。

 

2月9日に映画化され、

ベルリン国際映画祭にも出品されたみたいです。

 

 

<今回紹介する本>

 

『夜明けのすべて』 

 

 瀬尾まいこ

 

 

<注目ポイント>

 

・「自分にできることは少なくとも、相手のことは助けられるかもしれない」と

 いう考え方

 

・職場の人の関係性、雰囲気

 

 

<あらすじ>

 

知ってる?

夜明け前の直前が、一番暗いって。

 

「今の自分にできることなど何もないと思っていたけど、可能なことは1つある」

 

PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられない美紗は、

やる気がないように見える、転職してきたばかりの山添君に当たってしまう。

山添君は、パニック障害になり、生きがいも気力も失っていた。

 

互いに友情も恋も感じていないけれど、おせっかいな者同士の2人は、

自分の病気は治せなくても、

相手を助けることはできるのではないかと思うようになるー。

 

人生は思っていたより厳しいけれど、救いだってそこら中にある。

生きるのが、少し楽になる、心に優しい物語。

(Amazonより一部引用)

 

 

<感想>

 

やさしく、ほわっと温かい気持ちになれる作品でした。

 

大きなオチがあるわけではありませんが、

美紗と山添君の進歩や成長を感じることができます。

 

続きが気になって仕方がない、というよりも、

早く本を開いて、あの温もりを感じたい、と

思いながら読み進めることのできる一冊です。

 

 

男女の友情は成立しないと思う派でしたが、

2人のような関係性もあるのだと、

知ることができました。

 

 

 

みなさんもぜひ読んでみてください。

 

 

 

最後まで読んでくださり、

ありがとうございました。

 

 

<今回紹介した本>