こんにちは。
今回は、わたしが高校生のころに読んだ、
今でも印象に残っている小説を紹介します。
映画化もされた『100回泣くこと』の著者、
中村航さんの作品です。
<今回紹介する本>
『星に願いを、月に祈りを』
中村航 著
<注目ポイント>
・星、宇宙の不思議さ
・「ハロー、ハロー、こちらは星空放送局。」
<あらすじ>
小学生のアキオ、大介、麻里は、夏の学童キャンプで、
夜、ホタルを見るため、宿を抜け出し、川に向かう。
ようやく川にたどり着いた3人は、偶然ラジオから流れる謎の深夜放送を耳にする。
その後、中学で野球部に入ったアキオは、一学年先輩の放送部員・里崎さんを好きになるが、告白できないまま、時間が経過する。
高校生になったアキオは、夏休みに、かつてのキャンプ場を訪れ、再びラジオ番組を聞き、あることに気づく。
そして、更なる時間が流れ、アキオたちは大人になった。
物語は、大きく動き始めるーー。
(Amazonより引用)
<感想>
恋愛、ファンタジー、ミステリー、青春作品というような感じの作品。
けれど、これらのジャンルのどれにもピッタリとは
当てはまらないような作品でした。
優しさや幸福やあたたかさをしみじみと感じさせてくれます。
「ひとは流れ星を見ると、なぜ願い事をしたくなるんだろう」という
帯に記載されたフレーズに惹かれて購入しました。
大人になった今でも、流れ星を見るとワクワクし、
願い事をして、
「今流れ星見えた?」なんて会話を繰り広げてしまいます。
「どうか君の夜空に、優しい星が流れますようにーー。」
みなさんもぜひ読んでみてください。
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。
<今回紹介した本>